■君子は食に飽くを求むるなく、
居に安きを求むるなし
今日は、
堺市に借りたアパートの整理を一段落させたところで
誘惑に駆られ、
布団を引いて自慰行為をしてしまった。
これは、
規則第13条、
「朝起きてから就寝の直前までは自慰行為をしてはならない」に
明らかに反する行為である。
僕は、
自慰行為の後に昼寝をするのだから、
これは「就寝の直前」にあたるなどと勝手な解釈を行なって、
この行為を正当化しようとした。
しかし、
この解釈は誤りである。
規則に言うところの「就寝」とは、
その日の課題を終え、
起きたとき(=規則第14条に言う「起床」)から次の日の課題が課せられる、
いわば「日の境界」のことである。
(だいたい、
あれが「就寝」であったのであれば、
規則第3条、
「日記は、
その日 寝るまでに書かなければならない」に
明らかに反していたことになる。
ご都合主義はいいかげんにするべきだ)。
自慰行為は必ず眠気をもたらし、
時間の浪費を僕に強いる。
僕は結局、
十分な暖房もないアパートで昼寝をし、
結果風邪をひいてしまった。
堺市から帰る道では自らを厳しく律することができず、
食欲に負けてサラミソーセージを買い食いするなど、
醜態を晒した。
儒教の経典・『論語』に、
君子は食に飽くを求むるなく、
居に安きを求むるなし。(学而篇14章、『論語』通番14)
(教養ある人格者は、
食欲を満足させることや安逸を貪ることを
追い求めたりはしない。)
とある。
本日の僕の行動は、
まさに
「食に飽くを求」め、
「居に安きを求」めるものであった。
このようなことでは
とうてい教養ある人格者とはなれない。
自分を厳しく律しよう。
自分につまらない言い訳を許してはならない。
それが君子(=教養ある人格者)への道である。
本日このように風邪をひいてしまったことにも示されるように、
「食に飽くを求」め、
「居に安きを求」める生き方は、
まさに破滅への道なのだ。
【本日の達成】
『くもん英文法』25~28
『ターゲット1100』1章単語
【明日の課題】
『くもん英文法』29~32
『ターゲット1100』2章単語